2010.08.25|火おこしアイドル製作委員会発足イベント -火ぐらいおこせなきゃアイドルじゃない-

火おこしアイドル製作委員会発足イベント -火ぐらいおこせなきゃアイドルじゃない-

先日行われた「火おこしアイドル吉備津もえ子デビューイベント」
のレポートをします。

来た人がイベントを企画するというかじこの性質上、
様々なイベントがあるのはとても楽しいことです。

とはいえ、《火おこしアイドル》という未知の世界の住人が来るということにあたり、数多くの心配がありました。

まず、古民家を借りてやっているかじこで、火おこしって大丈夫なのか。また、アートスペースという場にアイドルなんてハマるのか。そして、一つ屋根の下でアイドルと夜を共にすることへの戸惑い。あわよくばハメを外して、そしてその外したハメをアイドルにハメられるのではないか。という淡い期待。

様々な心境が入り乱れ、イベントがはじまる前から、今回のイベントは何か違うぞ、という空気がかじこには流れていました。

「火おこしアイドルってなんなんすか?よくわかんないの来ますね?。」
三宅さん、西野さんの手前、強がったコメントなども残しつつ、アイドルの到着を今か今かと待ちわびていました。

いつもより少し小綺麗に片付いたかじこ。突然新しく美味しい麦茶を買ってきた三宅さん。綺麗にまとまった西野さんの荷物。

かじこには確かにいつもと違うぞという空気が流れていました。

ガラガラ
「コンニチワ」

大きな帽子にパッチリ二重。アイドルの到着です。

カーンカーンカーンカーン
アイドルが来たぞー!錨をあげろー!

夢と希望と不安とアイドルを乗せて今日も船は港をでます。


イベント前日と、当日の2日間滞在するもえ子さん。東京のもえ子さんのプロデュースを行う方々も続々と岡山に到着します。

前日は皆で食事をし、和やかな雰囲気でした。

当日は吉備津神社へ祈祷へいき、バタバタと準備が進み、デビューイベントということもあり、イベントの開始時間が近づくにつれ、緊張感がはりつめてきます。

「あれ?もえ子さんの姿見えないですね。どこにいるんですか?」

「あ、出番前にシャワー浴びてます」

かじこのスタッフにもかつてない緊張感がはりつめます。

人も集まりだし、いよいよイベントがはじまります。

イベントの流れ。火おこしアイドルの誕生の敬意などの説明からはじまり、いよいよもえ子さんの登場です。

「皆さんもえ子は大変恥ずかしがりやです。大きな声で呼んであげてください。せーの、もえ子ー!もう1回、もえ子ー!」

もえ子が恥ずかしがり屋なのはわかるけん、わいの方がぼっけぇ恥ずかしがり屋なんじゃ。
はやる気持ちを、照れてしまい声にできず、しかし心の中は誰よりも大きな声で、もえこ!もえこ!と2回叫びました。

古民家の急な階段を焦らすかのようにゆっくり降りてくるもえ子さん。

足元からだんだんに姿をあらわす粋な演出。男心をくすぐります。

雅楽の音色をバックに袴姿のもえ子さんが全貌をあらわし、会場は盛り上がります。

いわゆるキャピキャピしたアイドルとは一味違う、凛とした立ち振舞い。まるで巫女さんのような雰囲気。

少なからず、ふしだらな思いがあった自分が本当に恥ずかしくなりました。

吉備津もえ子さん、及び関係者のみなさん。本当に申し訳ありませんでした。

吉備津神社への祈祷のレポートや、焼き杉の技術など、プロジェクターを使ったわかりやすい説明。
古くから日本に根付く火の文化。しかし、便利さや安全を求め、それが失われつつある現状。
それを、より多くの人に伝えるため、受け入れられ安いアイドルを通し、日本の文化を守ろうという熱い思いを今回のイベントを通して知りました。

第一部が終わり、自分が表面的に物事を判断してしまっていたことへの反省。またこれからは、物事の裏側に隠された意図を意識しなければいけないな。と大変勉強になる時間でした。

「第2部はもえ子の衝撃のショウをお見せ致します!お楽しみにー!」とマネージャーさん。

いやぁ、わぃも未熟じゃった。今後は気をつけよ。もえ子さんのショウはでぅれぇ楽しみじゃけん、火は大丈夫なんかなぁ
などと思いつつ第2部がはじまります。

まず、もえ子さんの普段の火を吹く映像を見て、いわゆるダルシムのヨガフレームをかわいいアイドルがやっていて、衝撃を受けました。

「今日は流石にこういった場所なので、地味ではありますが、ロウソクの火を食べるパフォーマンスをやります」
ともえ子さん。

やたらめったなことやる非常識な輩がおる。と思ったけん場をわきまえたでぇれぇええ子じゃぁ。

などと感心していたら、手際よく準備が終わり、いざショウのはじまりです。

一本のロウソクに火をつけ、観客の小さな男の子が「アツイアツイ」と怖がっていましたが、ためらう様子もなく、火をパクり。

さすがだなぁと思いながらも、まぁそんな大きな火でもないしなぁ。わいにもできそぉじゃなぁ。などと思っていると、またロウソクが登場。

2本のロウソクを束ね、大きくなった火もためらうことなくパクり。

その調子でロウソクの数は徐々に増え、5本になると、火の大きさももえ子さんの顔くらいにまでなっています。

火もでぇれぇでかくなってきたけん大丈夫じゃろうか。それよりもうすうす感ずいてはいたものの、手に握ったロウソクの束。それを口でくわえてえて消すこと。垂れる白い蝋。というビジュアルは何よりも危険なんじゃないのか。

と会場がハラハラドキドキ見守る中、またパクりとあっさり食べてしまうもえ子さん。

会場が沸きます。

風向きはばっちり!帆が張り、船はグイグイ進みます。

「本当は10本までいけますが今日はこの変で」
ともえ子さん。


皆さん吊り橋理論というのを知っていますか?

男女が高い吊り橋を二人でわたると、吊り橋をわたるドキドキ感と、恋愛のドキドキ感とを錯覚し、恋愛に発達しやすいという概要なんですが、詳しくは各自調べてください。

まさに今回は知ってか知らずか、火を扱うことへのドキドキ感。また、最前列で怖がっている子供にはまだわからない、様々なドキドキ感。もえ子さんの魅力も重なり、男子一同、完全に恋心に火をつけられてしまいました。よっ!火おこしアイドル吉備津もえ子!燃えーっ!

火をおこしたら消さなければということで、投擲型消火器を販売するファイヤープロテクトさんがスポンサーとして協賛してくださっていますが、いくらファイヤープロテクトさんの商品が素晴らしくても恋の炎までは消すことができないみたいです。

でも、もえ子にやかれたわいのハートは、焼き杉のように強く長く人生の雨風にも負けないんじゃ。

ありがとぉもえ子さん。
そんな感じの楽しい夜でした。

ではでは

posted by けんじ | 2010年8月25日 13:44